専門店において味わう、うなぎというのは予想以上に美味なんですよね。
我が家においても有名なお店の、あの風味を感じてみたい。。。
ですが。。。
スーパーマーケットとかでパックに入って販売されている、
うなぎを購入して味わったとしても、
とても、お店の味わいには追いつきません。
◆お店と家で食べるうなぎの違いはなんであるのか?
なにが違うのか?
天然か養殖か?国産か?外国産か?それとも値段なのか?
もちろん仕入れから秘伝のタレ、焼き方、炭などにおいても全然違います。
ですからそもそもお店で食べるうなぎのような旨さは家では再現できません。
そのような、うなぎの種類や店独自の味はさておき、
お店のうなぎとスーパーで買ってきたうなぎとでは一体なにが違うのでしょう?
実はその違いというのは「食感」なのです。
お店のうなぎとスーパーで売っているうなぎとの決定的な違いは、
「ふっくらとした食感」があるかどうかなのです。
お店で味わううなぎは、とてもふんわりしてて、
まさにその食感が美味しい味に関係しているわけです。
ですからスーパーで買ってきたうなぎは、
作りたてでしたら、もしかしたらふんわりしているかもしれません。
しかし、実際は、冷めていて少しもふわっとなっていません。
そのため、まるっきり味わいや風味に差があるように感じられるのです。
◆せめて美味しく温め直したい
とは言え、せめて美味しく温め直したいものですよね。
実は買ってきたうなぎを美味しく食べるために重要なことは温め方なのです。
温め直すといってすぐに思い浮かぶのは電子レンジ。
確かに電子レンジはとても便利です。
しかし、電子レンジを使って温め直しても美味しくはできないのです。
・じゃぁどう温め直せばいいのか?
それにはスーパーで入手してきたうなぎを、
フライパンを利用することで、ふっくらと温め直しましょう。
準備するものといいましても、
・フライパン
・料理酒
これらの2つだけの簡単なものです。
可能であるなら、
うなぎの蒲焼き用のタレを準備しておくことをおすすめします。
なぜかというと。。。
温めなおすに際し、先にうなぎを水できれいに洗い流してしまうためなのです。
・なぜタレが付いているのに水で洗い流してしまうのか?
水を使って、うなぎをきれいにすることにより、
料理酒が十分にうなぎに染み込むことになるのです。
料理酒には、うなぎの身をふんわりと柔らかくする働きがあるのです。
ですから、このように洗い流すことで、
まるで専門店みたいなふっくらした食感が再現できるというわけです。
・温め方について
温め始める前に、うなぎを水においてしっかりと洗い流します。
その後クッキングペーパーなどを使って、
うなぎについた水分を十分に切って置きます。
その後フライパンを用意して火にかけます。
そして洗って水分を切ったうなぎの、
皮が付いている方を下側に向けてフライパンに乗せます。
そこに料理酒を注いでいきます。
・どれくらいの量いれるの?
料理酒の分量なんなんですけれども、
うなぎを煮込むということではなく蒸す感じですから少しの量でOKです。
その後は蒸し焼きにするためにフライパンにフタをしてください。
蒸す時間は約3分くらいで、最後にタレをかけて完成になります。
◆注意点
うなぎの温め方で、ぜひとも注意したい点があります。
それは、うなぎのタレが用意できない場合です。
うなぎを水で洗ってしまうと味が薄くなってしまうからといい、
なるべくなら、そのまま蒸し焼きにしたいと考える人もいると思います。
しかし。。。
お店のうなぎと家で食べるうなぎの決定的な違いは、
「ふんわり感」ということでした。
洗わないとタレがうなぎの身を防御する役目を果たしてしまうことになります。
その結果、お酒がきちんとうなぎに染み込みません。
そうなると、
せっかく蒸し焼きをしたとしても、
ふっくら感がイマイチな感じになってしまうのです。
ですからタレは、しっかりお水で洗い流すことをおすすめします。
ここのところにのみ注意してさえいれば、
満足できる食感のうなぎを我が家でも容易に食べられるはずです。
専門店で味わううなぎは本格的ではありますけれど金額もそこそこします。
ですので、なるべく安価にするためにもこの温め方はすごく役立ちます。
うなぎも、スーパーマーケットでゲットしたうなぎで十分です。
思ったほど手間暇もかからないですし、
フライパンならばどこの住まいにおいても1個はあると思いますので
土用の丑の日にチャレンジしてみてくだい。