お盆に仏壇へのお供えもののお菓子といえば。。。落雁が一般的ですよね。
お盆の時期になると近所のスーパーには
「お供え用お菓子コーナー」が設置され、そこに落雁などが並びます。
「落雁(らくがん)」とは砂糖で出来たお菓子で
ピンク、緑、黄色等に着色されている蓮の花の形をしたものがよく見まれます。
いわゆる和菓子です。
こういったお盆に仏壇にお供えしたお菓子はその後どうしていますか?
◆お盆に仏壇にお供えしていた落雁は下げた後はどうするの?
やっぱり仏壇に御供えした物を捨てるのは良くない?のですよね?
なんて思いますよね?
しかし。。。落雁は食べるにしても言ってみれば砂糖の塊。
安物でなく高価な落雁は美味しいらしいのですけど
安いものってそんなに美味しくない。。。
だからいつも残ってしまうんですよね。
・お供え物って本来はどうすべきなのか?
お盆にお供えしたものは、お盆の間ご先祖様が召し上がります。
その後お供えのお礼として、
ご先祖様からより良く生きられるようにと、
ご利益パワーの入った縁起物としてお返しがあるのです。
ですからお供え物は基本食べるのが習わしになります。
だが。。。食べにくい物である以上
そんな砂糖菓子(落雁)はそのあと、どのように利用したらよいのか?
そんな時は料理やお菓子に使うのがいいですよ。
◆何かおいしい食べ方ってないでしょうか?
落雁をかたどったビニールパック詰めの場合は普通の砂糖ですから
普通に料理に使えますが、
落雁の場合は味の濃い料理に使ったりすると良いです。
例えば肉じゃが、すき焼き、しぐれ煮など。
着色されていても問題なしです。
あとはお菓子に入れたりもします。
クッキーやパンケーキにしたら意外に好評ですよ。
◆まとめ
そのまま食べてもイマイチおいしくありませんが
だからといって捨てるのも勿体無い。
昔はお米の粉と手に入りにくい砂糖を使った落雁は
身分の高い人の高級なお菓子だったのです。
だから良い物をお供えするということで、
お盆などに仏壇にお供えするお菓子としてあるんですよ。
今でも落雁は、美味しいものもたくさんあります。
味だけでなく見た目もよく綺麗で可愛いので、眺めていても飽きません。
特に海外で人気がありますよね。
日持ちするし、おみやげにピッタリなのです。