
―昔ながらの定番が、現代のスキンケアに最強だった話―
「オロナインH軟膏」と聞いて、懐かしさを感じる方も多いのではないでしょうか。
実は私もその一人。
昔は父がよく使っていたのを見ていたものの、
ベタつきや独特の匂いが気になり、ずっと敬遠していました。
でも今になって、ようやくその真価に気づきました。
保湿クリームの代わりに
きっかけは何気なく保湿クリームの代わりにオロナインを使ったこと。
驚いたのは、そのしっとり感の持続力。
市販のハンドクリームよりも長く保湿効果が続き、手洗いの回数が多い日でも乾燥知らずでした。
薄く塗って、回数で調整
もちろん、塗りすぎるとベタベタ感が気になります。
匂いも独特なので、使用にはちょっと工夫が必要。
コツは「薄く塗る」「回数を分けて塗る」こと。
これだけで快適さが全然違います。
秋冬の悩みが解消
例年、秋口になると肘が白くなり、かかとはカサカサに。
でも今年は違いました。オロナインをこまめに塗っていたら、
肘もかかともすべすべのまま。
特にかかとは、たった2週間ほどでカサカサが出なくなり、毎年悩んでいたのがウソのようです。
肌トラブルにも頼れる存在
さらに驚いたのが、脇ずれのただれへの効果。
いつもは痛みと変な汁でつらい思いをしていましたが、
オロナインを塗ると2日もあればすっかり治ってしまいます。
掻きむしってボロボロになった肌にも効果的で、見た目の状態は改善。
ただ、かゆみ自体を抑える力はないです。
唇の乾燥対策にも
唇の端が切れて痛むことも多いのですが、
寝る前にオロナインを塗るだけで、治りが早いと感じます。
リップクリームよりも治療寄りの効果がある印象です。
コスパ最強のスキンケア
これだけ使い道があるにもかかわらず、250gで約1500円とコスパは抜群。
しかも全然減りません。家族みんなで使っても、かなり長く持ちます。
「しまった、もっと早く見直しておけばよかった」。
そんなふうに思わせてくれる、頼れる昔ながらの一品。
オロナインH軟膏、本気で見直す価値がありました